●配られたカードの合計が21に近いほうが勝ち
カジノで人気のブラックジャックの攻略法ですが、このゲームは基本的なルールであればおそらく誰でも知っていることでしょう。
それだけとっつき易いゲームだということができます。
配られたカードの合計が21に近いほうが勝ちになるけれども、欲張ってカードを引きすぎて22以上の数字になってしまったら自動的に負けになるというものです。
2から9までのカードはカードに書かれた数字をそのまま足し、10と絵札は全て10として数えます。
そして、Aは1と数えても11と数えても、どちらでも構わず、自分にとってより都合のよい数字に読むことができます。
プレーとして、ディーラーが自分自身と各プレイヤーにまず2枚ずつカードを配り、各プレイヤーに対して、今のままの数字で勝負するか、それとももう1枚追加で引くかを尋ね、それに従ってカードを配っていくことになります。
カジノでのゲームは、家庭内や友人間でプレーするときのルールとは少し異なるかもしれません。
その一つが、ディーラーは常にカジノ側で固定されているということです。
友人間でプレーするようなときは、前回勝った人が次のディーラーになるといったことがあるかもしれませんが、カジノではそうではありません。
●プレイヤーどうしの勝ち負けは一切関係がない
また、勝負は常にプレイヤーとディーラー間だけで行われます。
プレイヤーどうしの勝ち負けは一切関係がありません。
そして、重要なこととして、今のままのカードで勝負するか、それとももう1枚引くかを決めるのは常にプレイヤーから先に行わなければならないというルールがあります。
全てのプレイヤーがその決断をした後に初めてディーラーがそれを行うことになっています。
ここで大きなポイントがあるのですが、もしあるプレイヤーが22以上になってしまった場合、その時点で自動的に負けになります。
当然のことですが、ディーラーも22以上になってしまう可能性があるわけですが、仮に両者ともに22以上になったからと言って引き分けにはなりません。
先に決断することが求められるプレイヤーの負けとなってしまうのです。
これはプレイヤーにとっての大きなハンディになることは知っておかなければなりません。
もちろんこれだけでは一方的にプレイヤーが不利になってしまいます。
そこで、逆にプレイヤーが有利というか、ディーラーが不利になるルールも設けられています。
●ディーラーは予め決められたルールに従って機械的にプレーしているだけ?
これをしっかりと理解し、自分の有利さに活かすことがブラックジャックの最大のポイントということになります。
まず、ディーラーに最初配られる2枚のうち、1枚は表向きにされており、全てのプレイヤーが見ることができます。
他のカードは全て裏向きですが、この1枚だけは例外です。
そして、ディーラーは実は戦略とか作戦といった思考回路を持ち合わせてはいません。
何が言いたいのかというと、ディーラーは実は予め決められたルールに従って機械的にプレーしているだけだということです。
それは何かというと、自分のカードの数字の合計が17以上になれば常にそこで勝負します。
もし16以下であれば常にもう1枚引きます。
たったこれだけのルールです。
この2つの、プレイヤーにとって有利となり得るルールをまずはきちんと理解しましょう。
より具体的な攻略法としては、ディーラーに勝つというよりも、自分が22以上になってしまうようなことをできるだけ避けることが大事です。
何しろ、自分が22以上になってしまった時点で即座に負けなのですから、自分から負けを確定させるようなことをしてはいけません。
実際、表向きのディーラーのカードが例えば4とか5などといった良くない数字のときは、ディーラーは22以上になってしまう可能性がかなり高いのです。
自分は14とか15といった弱い数字でも十分なことが多いということを知っておきましょう。